ワークショップ「フェルデンクライス・メソッド」/講師 Kaja


■開催日程 2023年5月31日(水)18:00-20:00
■会場 コントーションスタジオ・ノガラ(東京都新宿区上落合2丁目11-17・東西線「落合」駅4番出口)
■業務内容 企画・制作


大道芸パフォーマー・国際認定フェルデンクライス・プラクティショナー

Kajaによる フェルデンクライス・メソッドのワークショップ

■お申込みページ https://coubic.com/contortion/965481

「心と体がひとつであるのは、当たり前のことだと思う。

体なしに脳は考えることなんかできないのだ。」

– 創始者 モッシェ・フェルデンクライス –

『フェルデンクライス・メソッド』とは?
体の動きや感覚に注意を払いながら、新しい動きを探索することで、私たちの脳が「最適な行動を見つける」ことができるように学習していくものです。

フェルデンクライス・メソッドでは、心と体を一体として扱います。筋肉を鍛える又はストレッチするというのではなく、逆に力を抜いて楽に動ける事をレッスンを通して学んでいきます。

自分の身体に意識を向けながら、ゆっくりした動きで、脳と身体を結ぶ神経系を活性化させ、習慣的に動いている身体の癖を知り、新しい動き方、楽に動ける身体をレッスンを通して学びます。

人間が本来持っている能力を引き出す学習のメソッドと言えます。

<こんな方にオススメ!>

  • 肩凝り、腰痛、眼精疲労、疲労回復、不眠、からだや心の緊張、ストレス、習慣的な体の不調などでお悩みの方。
  • 理想の自分を見つけたい、生涯現役を目指したい、しなやかな体になりたい、パフォーマンスの向上などを望む方。
  • 演劇、音楽、スポーツ、ダンスなど上達したいものがある方。
  • 姿勢や歩き方、動きを綺麗にしたい方。 
  • 必要のない努力をやめて、ニュートラルな自分を見つけたい方。

欧米では俳優や音楽家、スポーツ選手や、リハビリなど、様々な分野で活用されています。

世界の著名なアーティストやアスリートにも認められています。

メソッドには2つの異なるレッスンがあります。

1. F I (機能の統合) ゆっくり優しい動きで身体に触れながら行う個人レッスン  

2. ATM (動きを通して気づく) 動きを言葉でガイドするグループレッスン

※このクラスでは「ATM」のレッスンを行います。


<受講者からの感想>

◆Kaja 先生の声の誘導で、呼吸をしながら身体の細部に意識を向ける事で、怪我の後遺症の痛みが徐々にやわらぎました。また、様々な部位を小さく動かす事で、自分の中に新たな創造の泉が湧き出るのを感じました。また是非、受講させて頂きます。ありがとうございました。(S様・女性)

<フェルデンクライス・メソッドの魅力> 大野洋子(アフタークラウディカンパニー)

ボディワークには、様々なスタイルのものがあります。例えばヨガひとつとってみても、アシュタンガヨガ、パワーヨガ、アイアンガーヨガなどなど、アプローチの仕方や運動量など、それぞれの特徴があります。ガシガシ体を動かす方が好きな人もいれば、ゆったりと行うものが好きな方もいるでしょう。私は、頑張って運動をするのが、あまり好きではないので(年齢的にも?)、後者の方が好きです。フェルデンクライスは、頑張らなくてよいし、自分のペースで行うことができます。

とはいえ、頭がひどく疲れます。講師はお手本を見せません。言葉でガイドをしていきます。それに従っていくと、知らずと頭をものすごく使っているのです。そして、自分の体がいまどう動いているのか、最初と最後では、何か変わったことがあるのかないのか、常に問いかけられます。終わった後は、正直ヘトヘトになります(頭が)。

でも、日常生活の何気ない動きが、すっとできるようになっていたり、腰の痛みが軽減されていたりと、いいオマケがついてきます。現代人は、骨盤のバランスが悪い人が、圧倒的に多いと聞いています。そのために、様々な疾病を引き起こしていることも少なくありません。どう動いたら体が楽に動けるのか、ということを、体が自然と考え始めるので、体全体のバランスもだんだん取れて行きます。身体の細かい動き(手足の指先にまで)も、自然と意識するようになっていくので、表現活動をする人たちにとっては、大きなメリットになります。自分の心身を客観的に見る(感じる)訓練が、ゆったりと行えて、そして、赤ちゃんから、高齢者まで、年齢を問わず行えるのが、フェルデンクライス・メソッドの何よりの魅力だと思います。


講師プロフィール Kaja (武井 実)

大道芸パフォーマー / 国際認定フェルデンクライス・プラクティショナー。
クラウンカレッジ・ジャパン(道化師養成学校)で、クラウン、マイム、ジャグリング等を学ぶ。1990年卒業。
その後、再度勉強の為にイギリスのサーカス学校(サーコメディア)にて様々なパフォーマンスを学ぶ。
海外で活動したく、日本の道化師である狂言の太郎冠者から名前を取り、芸名をKaja(カジャ)とする。
アイルランドとノルウェーで、サーカス・クラウンとして活動。
帰国後トレードマークの矢印を使い、ジャグリング、マイム、マジックを駆使しながら、ユニークなパフォーマンスで、様々なイベント、フェスティバルで活躍中。
2014年から4年間のフェルデンクライス・トレイニングコース卒業。
2018年からパフォーマンスと並行して、フェルデンクライス・プラクティショナーとして活動を始める。

創始者 Moshe Feldenkrais (モッシェ・フェルデンクライス)プロフィール

ロシア生まれ(1904ー1984)。ソルボンヌ大学で物理学、工学の博士号を取得。
ジュリオキュリーとの共同研究からスタートし、潜水艦の(ソナー)の発明をするなど、化学者としても一流の才能を発揮しました。フランスで柔道の創始者 嘉納治五郎に師事し、ヨーロッパ人では初の黒帯保持者となる。
このメソッドは、自身の膝のケガの悪化で、当時の医療では歩行困難と言はれたケガを、化学者の立場から、大脳神経生理学、解剖学、精神医学、ヨガ、柔道などを基に探求した結果、再びスポーツが出来るまでに回復した事がきっかけで1940年代に確立されました。

■お申込みページ https://coubic.com/contortion/965481 メール info@accircus.com

フェルデンクライス・メソッドは、赤ちゃんから大人まで、あらゆる年齢の方が、安全に行うことができます。

<ご留意事項>
・基本的にワークショップ開始15分前より入室可能です。
・ご予約がゼロの場合は、休講になることがございます。